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(V)『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966年 福田純) [ヴィデオ]

この映画で記憶に残っているのは、洞窟で寝ている(仮死状態にある?)ゴジラを悪者を混乱させるために雷を使って目覚めさせるところ。目覚めたゴジラは思惑どおり、悪者の工場を破壊し、島に人を近づけないための格好の存在であるエビラ(航海中にエビラのはさみが海上に出現する特撮は、なかなか良くできている。)も倒す。成虫モスラは最後までなかなか目覚めず、ゴジラとの戦いもごくわずかで、島にとらわれたインファント島の人々を救うために存在する、というように各怪獣の役割を明確にしたことで、それぞれ出番はあまりなくても面白い。
砂塚秀夫を含む主役グループのドラマも面白い。砂塚に加え、全身を黒く塗って肌を露出している水野や、天本などまるで岡本作品を見ているようだった。さらにゴジラシリーズはあまり担当していない佐藤勝が音楽を担当し、南方を思わせるメロディで画面にあった職人芸を見せているところも。


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