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(V)『東京ゾンビ』(2005年 佐藤佐吉) [ヴィデオ]

ちょうど真ん中で物語が二つに分かれる。前半のゾンビ出現から北へ向かって旅する途中での友の別れ、後半は5年後の東京での再会。そういえば、脚本を担当していた『牛頭』も話しが二つに分かれていた。
前半がとりわけ面白い。ゾンビが登場するシーンは常に昼間で、集団では力を発揮するがあまり強くはない。柔術の練習に精を傾けている主人公たちは、普通にそれを受け入れ、ロシアを目指せ、となる。
後半、物語が沈滞したように感じれられるのは、哀川が登場しなくなったせいではないか。あと10分くらい後半を縮めて、哀川の登場するシーンをもっと劇的にしたらよりよかった。
東京駅を基本に使っていると思われるスタジアムの観客のおばさんたちがチープな感じなのは、制作費のせいか。
冒頭、白い鼻毛は美しい、と指の鼻毛をアップするセンスのよさに拍手。


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