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(V)『日日是好日』(2018年 大森立嗣) [ヴィデオ]

「ひび」ではなく「にちにち」と読むと知った。
主人公がお茶を二十年超習う話。主人公の父親以外、意図的に男性を排したようで、殊にお茶を習っている人に男はおらず、お茶は女性の特権世界のように思え、うらやましくなった。場面が終わらないうちに溶暗してしまう手法は、お茶の稽古の終わりのなさを示しているようでもあった。
大森監督は脚本まで手掛けていて、この題材のどこに惹かれたのだろうと思ったが、物事の本質を描くという点で、大森作品の系譜に連なるものとみることができるか。
主人公が雨に濡れる場面は、大森監督らしかった。
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