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(映画)『猥褻奇談 生娘の白い太股』(2006年 深町章) [映画]

元の題名『熟母・娘 乱交』。ヴィデオの題名『怪奇猥談 牡丹燈籠』。
この作品は、ヴィデオの題名が内容そのもので、怪談牡丹灯籠を下敷きにしている。(だから冒頭、男二人がのんきに釣りをしているのだろう。)母娘が夜歩いてくる場面で、曾根監督の『性談 牡丹燈籠』を思い出した。
二人はすでに死んでいて、夜な夜な娘が気に入った若社長の家を訪れ、社長と娘が交わる。それを部下が覗いてみたら相手が白骨だった。それで家の玄関にお札を貼って、家に入れないようにするのだが。。
社長のためを思う侍従のような役割の男が、母親から恨まれ、四谷怪談のように幻覚を見て妻を殺してしまうところは面白かった。しかし、そのあと彼がどうなったかまで見せてほしいところ。
主である幽霊と社長の交わりより、侍従と妻の交わりのほうがずっと官能的。(里見瑤子の艶技によるところ大)
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