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(V)『エレキの若大将』(1965年 岩内克己) [ヴィデオ]

若大将の家に出入りする蕎麦屋の出前持ちが寺内タケシで、当初はギターを弾いてみたいと初心者風だったのが、バンドを結成してみたら凄腕になっていた!
ということで、この作品は加山雄三がブルージーンズの一員となって、ホテルのバアやキャバレーで演奏するところが見どころ。もちろんインストバンド。ビートルズの風体を真似たバンド--ジェリー藤尾がメンバー--も登場するが、まだ来日公演の前年という時期では、日本の流行はベンチャーズで、電気ギターが何人もいる形が主流だったことがわかって興味深かった。
電気ギターに対抗して、若大将の祖母が三味線を弾くというのもよかった。祖母役の飯田蝶子のネコ踊りは、エンケンのようだった。(エンケンが化け猫踊りのまねをしていたというのが正解かもしれないが。)
若大将がまだ日光に居るのに、アメラグ--アメフトとは呼ばれていない--の試合が始まってしまいどうするのかとみていたら、ヘリコプターで到着するというアイドルのような扱いに吃驚。
ブルージーンズが出ているということで、内田裕也も勝ち抜きエレキ合戦の司会者役で登場し、とぼけたしゃべりを見せていた!
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