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(V)『不倫』(1986年 曽根中生) [ヴィデオ]

裕福な実業家の妻と、チンピラ風の男の不倫話。男は、浅草ロック座で照明係をしているという設定で、ストリップの舞台や楽屋の様子などが挿入されて、句読点となって面白い。ただ、舞台の様子は70年代のそれとは異なり、音楽に合わせてキレイな踊りを見せる洗練されたものだった。
曽根監督の演出は、熱が入っていて、絡み場面の長回しに感心した。女優陣は素晴らしかったが、男がずっと黒メガネをかけていて、だらしない感じで、魅力的に見えなかったところは難点。最後の米国行きは嘘だったという意味なのかよくわからなかった。
この作品も静止画面で幕となる。
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