SSブログ

(配信)矢野絢子@APIA40(04/26/2024) [配信ライヴ]

新アルバム『In Lake'ch』レコ発ライヴ。「インラケッチ」とは、古代マヤ文明の挨拶で、「あなたはわたし、わたしはあなた」という意味があるそう。
グランドピアノに座り、最初の曲はアルバムにも始めに入っているインスト曲「よろこび」。この曲は歌詞も書いたそうだが、録音スタジオ--高崎は群馬県です--のピアノの素晴らしい音に感動して、歌を入れなかったそう。
今回のアルバムは、9名のミュージシャンを招いて、それぞれとのデュオで録音。ライヴでは、そのうち三人を呼んで、三曲ずつをそれぞれと演奏した。
まずは、電気ギターのさいとうりょうじ。彼の弾くブルースっぽい音がぴったりな「やさしい檻」。矢野絢子得意の三拍子。
他に二曲演奏したのち、パーカッションの見谷聡一に交替。二人が喋っているところを、二画面分割で見せるとは、さすがアピアの配信は力が入っている。
見谷と演った曲は、どれもノリがよかったが、特に「delight」は楽しくていい曲だった。作曲はトランペットの黄啓傑。
休憩後は、いよいよ御大梅津和時登場。御大はいつになく、気さくにしゃべって場をなごませる。
突飛な音を入れるところは、やはり独特で、また、サックスだけでなく、名曲「Blue Blue Bird」では、ティンホイッスルを吹いていた。
梅津とも三曲演奏したのち、他の二人がステージに戻って、三人で三曲。「ダニーボーイのうた」は、みなが気ままな音を出し、フリージャズのような演奏だった。「みゅみゅみゅ」は締めの曲としてふさわしく、しっとりと終わった。
アンコールは、発売20周年だというデビュー曲の「てろてろ」。三人が加わるこの日限りの貴重なヴァージョン。
前回のアルバムから4年ぶりと、矢野にしては時間が開いてしまったが、疫禍を経て、自分でも予想のつかない方向に成長した新生矢野絢子が堪能できるアルバムとなった。(まだ聴いていないけど。)

1. よろこび 2. やさしい檻 3. 猫白宣言 4. なまけもののうた 5. ミンナゲンキカ。 6. バラバラ 7. delight /8. Contrast 9. Is love light or heavy? 10. Blue Blue Bird 11. ダニーボーイのうた 12. あいからいちばん遠い場所から 13. みゅみゅみゅ /en. てろてろ
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。