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(V)『続・新惡名』(1962年 田中徳三) [ヴィデオ]

監督が田中に戻ったら、初々しい感じがする勝に戻っていた。やさぐれ感は森監督の演出だったか。
前作の続きならば、闇市を巡るヤクザの攻防かと思ったら、闇市時代が終わって、朝吉は簡易宿泊所住まい。(いくらなんでもそれはないのでは。)
今回は、朝吉が靴磨きの少女を助けてそばに置く話と、旅回りの一座を助ける話。清次は一座を騙す芸能事務所の用心棒として登場し、またもつかず離れずの関係。
朝吉はだまし取られたお金を返すためにみたび因島へ出向いていくのだが、女親分は戦後すぐ亡くなっていた!しかし琴糸と再会し。。
朝吉が扱うものが、少女と劇団と小さくなってしまったが、相変わらずの男気と、汚い奴は許さないという正義感が爆発するのが小気味いい。
大事を解決した後、これから何をするのか、とむなしさを抱えて終わり。
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