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(V)『シベリア超特急』(1996年 水野晴郎) [ヴィデオ]

あまりに遅い「シベ超」初体験。
なるほど、画面がつながっていなかったり、列車が動いているようにみえなかったり、本編が終わったあともどんでん返しが続いたりと、驚かされることしきり。
本編はヒチコックの『見知らぬ乗客』へのオマージュと見た。しかし動いている列車から落ちそうになるスリル感、ドキドキ感が、いまひとつでているとは言いがたい。列車がすれ違っている最中なのに、車両全体を映すというのはいかがなものか。
それにしても、反戦メッセージがこれほど前にでている作品とは思わなかった。


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