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(配信)21th Unti X'mas 2022@渋谷La.mama(12/25/2022) [配信ライヴ]

去年はPantaの療養休養で中止となったウンチクリスマス。今年もないかと思ったら、一年以上ぶりにライヴ活動が始められたようで、21回目が無事開催となった。
今年は、なんと頭脳警察を主とする内容となった。

<頭脳警察+アキマツネオ>
いきなりパンタとアキマが生ギターでトシという形態で始まる。アキマは生ギターの音をオルガンのように変えていて面白かった。二曲目は二人とも電気ギターに持ち替え、ベース、ドラムスも加わって、ハードな音を出していた。パンタの声は以前と変わらず力強く、安心した。
1. 月蝕と日蝕の谷間で 2. 獲物の分け前

<藤沢玲花>
またまたアイドルっぽい女の娘が登場。パンタのアイドル好きは変わっておらず、曲を提供したらしい。カラオケで二曲歌唱。爽やかな歌謡ポップスという今どき耳新しい印象。
1. 届けたい 2. 涙のメロディ

<トーキョーキラー>
キノコホテルのギター担当ケメ率いるバンドで、メンバーにおおくぼけいが入っている。あとはベースとドラムスの四人編成で、音を聴いたらなんとインストバンドだった。
ケメの太い音がグイグイ来る感じのノリのよい音楽。インストなのに飽きずに聴けた。

<頭脳警察+仲野茂>
パンタ、トシの二人に仲野茂がヴォーカルで加わる形で三曲。茂も元気そうでよかった。ソロ曲を選んでいたのが不思議だったが。
1. 夜明けまで話さない 2. ふざけるんじゃねえよ 3. 屋根の上の猫

<頭脳警察+鬼怒無月+ヤヒロトモヒロ>
一年以上前に、鬼怒とヤヒロが加わるライヴが告知されていたのにパンタの休養で中止となったため、念願の初共演。そのときに準備していたらしい「あしたのジョー」組曲ともいうべき曲を披露。パンタが70年代にラジオドラマで作った楽曲を演奏。主題歌以外はインストなので、鬼怒のギターが前面に出ていた。新しい試みに取り組むとはさすが。
ベースの宮田岳が新生じゃがたらで演奏しているのを知っていたが、最近サックスの竹内理恵も参加していて、メンバーがじゃがたらに吸収されていくとパンタが嘆いていた。。頭脳警察とじゃがたらの共演も見られるかもしれない。

<頭脳警察>
鬼怒とヤヒロが下がったあとは、絶賛レコーディング中のアルバムからの新曲を披露。今度のアルバムは「復讐」がテーマだとすごいことを言っていた。メンバーの曲も入っているようで、ストイックな従来の頭脳警察アルバムとは違う多彩な内容になりそう。来春発売を目指しているとのこと。
三曲目では、鬼怒とヤヒロもステージに戻ってきた。
1. 東京オオカミ 2. ドライヴ 3. タンゴ・ガルシア

小休止のあと、そのまま鬼怒とヤヒロが入る形態で頭脳警察の曲を演奏。微妙に変わった選曲で面白かった。やはりこのメンバーだと映えるのが「スホーイの後で」。
途中パンタのマネージャー--いつも横にいるのでマネージャーだと思われる--がスペシャルゲストがいると告知する。誰がでてきても驚かないぞ思っていたら、出てきたのは中村コハルという名の10歳の少女。パンタの孫!なぜ、ここで紹介されたかと言うと、ドラムスを習い始めた彼女が「銃をとれ」を練習しているそう!! いつもよりもテンポをゆっくり始めたのは、パンタの親心--おじいさん心--か。リズムはしっかりキープされていた。将来ドラマーを目指すのか。
そのあとは、ヤヒロのホイッスルとパーカッションを生かして「マラッカ」。トシが「マラッカ」でコンガを叩いている図も珍しく、これまたいいものを見させてもらった。
さらに、ケメとアキマを呼んで、鬼怒、澤も交えたギター四人競演の「真夜中のマリア」。最後は、アンコールっぽく仲野茂を加え、お馴染みの二曲。途中、ヤヒロとトシのコンガ合戦もあって楽しんだ。
パンタは、まだ、完全復調ではないといっていたが、5時間も演奏ができるなら全然問題ないだろう。
1. 戦慄のプレリュード 2. 煽動 3. 飛翔<ひらめく旗の下で> 4. 軍靴の響き 5. スホーイの後で 6. 絶景かな 7. 銃をとれ 8. マラッカ 9. 真夜中のマリア 10. 悪たれ小僧 11. コミック雑誌なんか要らない
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