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(映画)『漫画横丁アトミックのおぼん 女親分対決の巻』(1961年 佐伯幸三) [映画]

「アトミックのおぼん」とは神田あたりを根城とするスリの女親分で、前作ではその活躍が描かれたようだが、今作はスリを辞めて喫茶店を経営するとともに、手下も足を洗わせ就職斡旋をしている。
そこへ登場するのが、大阪スリの女親分「ヌーヴェル婆ちゃん」で、これはヌーヴェル・ヴァーグをもじったものとすぐわかるが、笠置しづ子が威勢よく演じていて--厳しい部下指導が可笑しい--楽しさ倍増。
だましとられた登記書をとりもどすために、二人の親分が時間内に何枚のハンケチを掏れるか戦うところがクライマックス。ところが、主人公がやはりスリはいけないと思い直して途中ですべて持ち主に戻してしまう。
女性陣が活躍する小気味いい作品。


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