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(L)野狐禅、タテタカコ@吉祥寺Star Pine's Cafe(04/12/2006) [ライヴ]

<野狐禅>
タテタカコのニューアルバム発売ツアーの一部らしく、野狐禅が先攻。手ぬぐいをかぶった竹原の歌はストレートだし、濱埜が狂ったようにエレピを弾く姿は相変わらず。
この二人のコンビ、竹原がギターをかき鳴らして、濱埜のついていくというのではなしに、二人が呼吸を合わせてキメる演奏は、リズムにキレがある。濱埜も作詞作曲をするし、この二人があってこその野狐禅なのだ。竹原のギターストロークの小気味さは、ボクシングをやっていたというのがあるのかもしれない。
タテタカコが野狐禅との出会いと語っていた「自殺志願者が線路に飛び込むスピード」も聴けた。「東京紅葉」「ならば友よ」は、やはりぐっときた。
<タテタカコ>
初めて見る。ピアノを水が流れるように弾く人だ。低いところから高いところまで声域が広い。裏声なのか、地声なのかわからないけれど、高音は頭の上から飛び出してくるようだ。歌う様は、タテタカコ自体が楽器のように見えた。竹原が森の精のようと形容していたが、言い得て妙で、その音楽は高いところからやってくる、という感覚。
曲の構成もとても自由で、劇の音楽のようだった。頭脳警察と通ずるところがあるな、と勝手に思う。さらに勝手に言えば、一瞬知久の姿を思い浮かべてしまった。
彼女の人柄が魅力。自分のことを「わし」っていうのがいい。(飯田の言葉?アナログフィッシュの二人もあの辺だったと思うけど。)


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