SSブログ

(L)The Groovers@下北沢CLUB 251(09/09/2007) [ライヴ]

最近、グルーヴァーズのアルファレコード時代(4人)とポリドール時代(現体制)のCDが再発された。前者にはボーナストラックが入っているのに、後者はなし。リマスタリングは施されたようだが、購買する理由は強くない。
しかし突然熱がぶり返し、このところCDをずっと聴いていて、『Top of the Parade』の勢いや、『Electric Whisper』の奇跡のような名盤ぶりを確認して、これはライヴにも駆けつけなければと急遽ワンマンへ。
しかし、矢野絢子の終了時間と開始時間が同じ。それでも開始がずれることを祈って下北沢へ急ぐ。
入ったときは「マセラティ」の最中だった。前に二曲ぐらいあった模様。急いでいたのと、矢野モードで「ウェイティング・マン」など懐かしい曲を聴いてもいまひとつ乗り切れない。
Club 251はいつの間にか改装していて、音が良くなったような気が。三人の楽器が奏でる音の塊の一方、一彦のヴォーカルがとてもクリアに聴こえる。
火がついたのは「乱気流ガール」あたりから。「グッド・モーニング・シャングリラ」から「狂おしきこの世界」(この曲のヤスチカのドラムスは特に凄かった。)へと激しい演奏が続き、そしてなんと「鉄の旗」。今回CDでこの曲を聴いていて、ライヴで聴きたいと思ったのと同時に、この曲ソウルフラワーユニオンがカヴァーしたら結構合っているのではと思ったりした。
続く「行列の先頭」の若々しさといったらない。やっぱりグルーヴァーズは最高のロックンロールバンドだ。
一彦のMCは少なめで、ギターのチューニングの間、ヤスチカがドラムの音を出し続ける。ボブがそこにアドリブで加わったり、音が途切れて熱がさめるという隙間がない。
古い曲が続いた締めは「日が暮れていく」。この曲や「マセラティ」「何者」「Complete Stranger」と名盤『Electric Whisper』の曲がこれほどまで演奏されるとは。本編最後は「最後の煙草に火をつける」だったが、アンコールの最後に「現在地」を演るなど、振り返ってみたら、今後こんなセットリストはありえないというライヴだった。来てよかった。
Club 251の改装はいいが、客席左側にあった楽屋からの花道がなくなってしまったのは残念。あの通路は、対バンのメンバーがそこから見ていたりして、なかなか他のライヴハウスでは見られない光景だったのに。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0