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(V)『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000年 ダーレン・アロノフスキー) [ヴィデオ]

薬物を身体に入れる際のカットを重ねたスピーディな映像--吸引し、瞳孔が開く--や、母親がTVショウに出る幻覚を見たり、冷蔵庫が動きだしたりという場面を面白く見ているうちに、抜き差しならぬ状況となり、最後は恐怖にとらわれるといった流れ。
若者たちが、薬物依存から幻覚を見ておかしくなっていくのは、薬物禁止啓蒙映画にありそうな展開だが、より怖いのは、ダイエット薬とだまされて、薬物を呑んで赤いドレスは着られるようになったものの、精神に異常をきたしてしまう母親。
薬物の恐ろしさをひたすら描くだけの映画の意図するところは、TVに出たいとか、ブティックを経営したいという夢を実現するのに、ちょっと間違えてしまったということだろうか。ジェニファー・コネリーがでていたりすると、実はホラーが狙いかとも思ってしまうが。。
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