(V)『The Lady Eve』(1941年 Preston Sturges) [ヴィデオ]
アニメーションで始まるタイトルが洒落ている。リンゴはアダムとイヴの挿話を意識していて、女が船のはしごを上ってくる男の頭にリンゴを落とすところにつながる。またヘビは、女が男の研究材料であるヘビ恐怖症という小道具だ。
映画の舞台はほとんどが豪華客船の中で、丘にあがったあとも新婚旅行の電車の中、そしてまた船の中という乗り物映画。その中で、男をからかう女、女に惹かれる男という二人がどのように結ばれるかというのを、男が転んでばかりいたり、食べ物や飲み物まみれになったりというアクションの可笑しさ、二人の距離は最初からかなり近いのになかなか接吻にまで至らない面白さで見せる。そして結ばれたとみるやささいな行き違いで弁護士を立てて争うというように物語がなかなかおさまらない。
しかし、プレストン・スタージェスの映画は、『サリヴァンの旅』もいい印象がなかったように、上流階級の人々の常識や、話の妙が理解できないと、面白さがいまひとつわからなようだ。。
映画の舞台はほとんどが豪華客船の中で、丘にあがったあとも新婚旅行の電車の中、そしてまた船の中という乗り物映画。その中で、男をからかう女、女に惹かれる男という二人がどのように結ばれるかというのを、男が転んでばかりいたり、食べ物や飲み物まみれになったりというアクションの可笑しさ、二人の距離は最初からかなり近いのになかなか接吻にまで至らない面白さで見せる。そして結ばれたとみるやささいな行き違いで弁護士を立てて争うというように物語がなかなかおさまらない。
しかし、プレストン・スタージェスの映画は、『サリヴァンの旅』もいい印象がなかったように、上流階級の人々の常識や、話の妙が理解できないと、面白さがいまひとつわからなようだ。。
2013-02-24 05:05
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