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(配信)P-FES3@渋谷La.mama(06/04/2023) [配信ライヴ]

P-FESとは、病気療養中のPANTAを応援するため、頭脳警察の残りのメンバーがライヴをする企画。これまで見たことはなかったが、この日は、2月に緊急入院したパンタが無事退院して、若干歌も歌うということで配信にて参加。

<ポカスカジャン>
前座はポカスカジャン。お笑い二人組。ひとりが生ギターを持って歌い、もう一人は手製のパーカッションを首から下げて歌う。二人ともお笑いをする前は、バンドでロック音楽をやっていて、ラママにも出たことがあるとのことで、もともと音楽好きかつ頭脳警察も好きだったというところで、PANTAと接点があったよう。確かにこのようなイヴェントの盛り上げ役としてはふさわしい。
コントのような歌を何曲かやったのち、最後の「ライヴハウスで会いましょう」は、バンバンバザールみたいな感じの聴かせる曲。途中、世の中に出回っては困るネタなのか、一曲配信の音を消していたのは、モヤモヤしたものが残った。
帰れコールも浴びることなく、依頼された40分を全うしてステージを下がる。

<頭脳警察✕>
残りのメンバーで、頭脳警察の曲を演るときは、「頭脳警察✕」で、他の曲を演るときは「ZUNOMONO」と理解しているが、正しいのか不明。
この日のゲストヴォーカルは、キノコホテルのマリアンヌ東雲--澤が「ししのめ」と紹介していたのは、間違えたのではなく、そう読むと思い込んでいたのだろう。関西人だから知らなかったということで。--が登場。彼女がすべて歌うのかと思ったら、一曲歌って引っ込んだのちは、各メンバーがヴォーカルをとり、またマリアンヌが出て来て歌って引っ込み、という形式だった。
彼女が歌った曲は自分で選曲したのか重々しい曲が多く、低音が効いた声に合っていた。また、バックの演奏も、パンタと演るとき以上に自己主張をしている感じがあって、派手な印象。特にPAの具合もあるのだろうが、竹内こんぶちゃんのサックスの音が轟きわたっていた。ロックンロールの「やけっぱちのルンバ」と「気取り屋マリア」では、サイケな模様のワンピースを着た三人娘--Go Go ダンサーズ--が後ろで踊って盛り上げる。
宮田岳が生ギターを弾きながら歌った--このとき澤がベース--「いとこの結婚式」もよかったが、おおくぼけいの歌は、キーボートの上に乗っかるほどの勢いのあるパンク調で、彼のロック魂が垣間見られて感動した。
アンコールでは、パンタが杖を片手に登場。何を歌うのかと思ったら、水族館劇場の音楽をやった際の未発表曲だという「海を渡る蝶」。ジャズっぽい静かな曲で、歌が若干心許なかったが、今後を見据えた選曲にやる気を見た。
そのあと「コミック雑誌」で、ポカスカジャンも呼び込んで演奏するところまでは、予定どおりと思われるが、さらなるアンコールはPANTAには内緒だったと思われる。華やかなダンサー付きの「銃をとれ」も悪くない。パンタの声は十分出ていた。間髪を入れず音楽活動に入りそうだが、あまり無理をしないように。

1. 夜明けまで離さない(Vo.マリアンヌ東雲) 2. 嵐が待っている(Vo.樋口素之助) 3. 仮面劇のヒーローを告訴せよ(Vo.澤竜二) 4. やけっぱちのルンバ(Vo.マリアンヌ) 5. 気取り屋マリア(Vo.マリアンヌ) 6. いとこの結婚式(Vo.宮田岳) 7. 歴史から飛び出せ(Vo.おおくぼけい) 8. あばよ東京(Vo.マリアンヌ) 9. さようなら世界夫人よ(Vo.マリアンヌ) en1. 海を渡る蝶(Vo.パンタ) en2. コミック雑誌なんか要らない en3. 銃をとれ en4. ふざけるんじゃねえよ
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