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(配信)深沼元昭、藤井一彦@下北沢Club Que(07/23/2023) [配信ライヴ]

二人の競演とは珍しい。どちらが先に演るのかすら予測がつかなかった。

<深沼元昭>
先に登場したのは深沼。生ギターの弾き語り。
深沼の曲は、早いビートに乗った心地よさに肝があるので、電気ギターを使ったバンド形式と比べてしまい、始めは違和感を感じた。しかし、メロウヘッドの「ラハイナ」や、佐野元春をヴォーカルに迎えた「エンプティ・ハンズ」は、曲の良さもあってか、弾き語りでも問題なし。
また、特にカヴァー曲--良く歌うという「雨を見たかい」と「時の過ぎゆくままに」--は、弾き語りにふさわしい聴かせる曲だった。(ジュリーのカヴァーは秀逸)
合間のMCも、話したいことがたくさんあるという風情で、いろいろしゃべっていて面白かった。
終盤は、「ハッピープレイス」や「SPIN」など、プレイグスの曲を演奏して、50分ほどで終了。
1. Blues from the Bathroom 2. とりとめのない太陽 3. ラハイナ 4. Have you ever seen the rain?(CCR)5. エンプティ・ハンズ 6. 時の過ぎゆくままに(沢田研二) 7. ハッピープレイス 8. ? 9. SPIN

<藤井一彦>
藤井は、昨年三枚目のソロアルバムを発売しているのだが、ライヴ会場でして売っていないため、いまだ入手できず。。この日は、それらの曲をたくさん聴けた。
藤井と深沼の関係は、90年代前半に新人バンドとして何回か共演したことがあったそうだが、最近では宅録で困ると深沼に連絡して助けてもらっているらしい。会場の客も深沼目当てが多いとふんだのか、敵地でライヴをやっているような謙虚さで、曲紹介などもしっかりやっていた。
藤井の弾き語りに、バンドとの違いはあまり感じられないのは、歌詞がすっと耳に入って来るということがあるかもしれない。初めて聴く曲も耳に馴染む感じ。
いつもカヴァー曲を織り交ぜるのだがこの日はなく、殊に以前の曲である「サムタイム」が、演奏にも熱がこもっておりとてもよかった。
アンコールは、深沼も登場し、二人の共通の先輩である佐野元春の「アンジェリーナ」を藤井→深沼→藤井と歌う。生ギター二台のカヴァーは、御大も吃驚だろう。いいアンコールを見せてもらった。
そういえば、二人ともヤイリギターだった。形も似ていたが、深沼のほうが若干下半分のくぼみが尖っていた。

1. ? 2. Key to the Highwary 3. 感傷ランドスケープ 4. 情熱と呼ぶには 5. サムタイム 6. The Other Side of the End 7. 月を見ろよ 8. 確信犯的ストレイ・シープ 9. ふさわしい人 /en. アンジェリーナ(深沼、藤井)
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