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(配信)純音楽の友~遠藤賢司七回忌公演@新宿ロフト(10/24/2023) [配信ライヴ]

エンケン追悼ライヴは、これまで1月にやっていたのに今回は七回忌ということで命日に合わせたようだ。また、今回はいままで出ていない人を選んで声をかけたようで、いつもと異なる顔ぶれ。私の目当てはもちろん友部。
冒頭、エンケン対日本武道館のオープニング「不滅の男」の映像が投影され、幕が開いてトーベンとトシが挨拶代わりの演奏。トーベンがエンケンのウクレレで、「寝図美よこれが太平洋だ」を弾き語り。トシはスネアを叩く。

<斉藤哲夫>
続いて登場したのは、斉藤哲夫。次の友川が「斉藤哲夫が生きていて吃驚した」と笑いのネタにしていたが、私もそんな印象があった。エンケンのことを「賢司さん」と呼んでいて、尊敬すべき先輩という遇し方。斉藤は「吉祥寺」「追放の歌」(休みの国)と、エンケンの「ミスター・タンブリンマン」を歌った。ゆったりとした感じが、昔と全然変わっていない。

<友川カズキ+石塚俊明>
友川がエンケンと親しかったというのは聞いたことがないが、エンケンは後輩としていろいろ助言をしていたようだ。友川はトシの助けをもらい、自分の歌を三曲歌い切った。
1. 花火 2. 祭りの花を買いに行く 3. ピストル

<友部正人>
友部がエンケン追悼に出るのは初めてだが、これまで頼まれなかっただけと勝手に理解した。友部も友川同様、自分の歌を三曲。MCはほとんどなかったが、最初の曲については、エンケンが聴きたいと言いそうだからやったと言っていた。
淡々と歌って去っていく。友部らしい演奏。
1. 一本道 2. 夕日は昇る 3. 朝は詩人 

<鈴木慶一+武川雅寛>
鈴木慶一は、生ギターでヴァイオリンの武川が一緒。(武川が居るのだったら、友部とも一緒にやってほしかった。)
こちらはエンケンにちなむ選曲で、はちみつぱいの「土手の向こうに」から鈴木慶一もコーラス隊として参加した「幾つになっても甘かあネェ!」、そして二人のアドリブ演奏と思われり「がんばれ!エンケン」の三曲。

このあと少し休憩が入ったが、各ステージの幕間には、エンケンのピアノ曲が流れていた。

<大友良英+石塚俊明>
大友がエンケンのアンプを使って--ヴォリューム設定もエンケン仕様のまま--、電気ギターのインプロヴィゼーションを。大友は、トシと演奏できることがとても嬉しいとニコニコしながらギターを弾きまくっていた。この日トシは4ステージで大車輪の活躍。大友に対抗するように叩きまくり、10分間の演奏を終えた。

<佐野史郎、湯川トーベン、森信行、鈴木茂>
最初は、佐野、トーベン、森の三人で「ハローグッバイ」を。佐野の歌い方はエンケンに似せているのか、エンケンの歌の特徴が出ていてとてもよかった。曲の間奏、後奏ではサイケなギター演奏まで見せてくれた。いいもの見せてもらいました。入院していたと聞いたが元気そうでよかった。
続いて、鈴木茂を呼び込んで、「やっぱりあなたの歌じゃなきゃ」、そして鈴木が歌う「ミルクティ」。こちらもなかなか味があった。
そのあとは、佐野が退場して、鈴木の曲と思われるものを二曲。
そして、ドラムがトシに変わって、最後に三人で「不滅の男」。歌はトーベン!
アンコールがあるのかと思ったら、これも対武道館映像から「夢よ叫べ」で締めというエンケン祭りらしい終幕。

もう毎年やるようなイヴェントではなくなってしまったのかもしれないが、次回は岡林あたりに声をかけてみたらどうか。
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