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(V)『ドッグヴィル』(2003年 ラース・フォン・トリアー) [ヴィデオ]

手持ちカメラと章立ては、いつものフォン・トリアー監督方式。さらに、舞台劇より単純化した舞台装置と、音声による説明は、演劇を飛び越えて小説を読んでいるかのよう。
なにゆえにこのような方式を考えたのか、映画であることの意味は何なのかと考えてみたが、思い当たらない。これでは主人公の気持ちを想像したり、共感することができない。ドッグヴィルという町の閉鎖性、偽善性に目を向けてもらうための措置か。
最後、目を覆いたくなるような残酷さが回避されたという点では、この方式でよかったとはいえるが。。
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