SSブログ

(V)『おんな番外地 鎖の牝犬』(1965年 村山新治) [ヴィデオ]

主人公が女子刑務所に収監されるところから始まり、途中、彼女が犯罪を犯した経緯が挿入されるも、最後まで舞台は檻の中。
刑務所の中で突っ張り、管理部長に正々堂々と物を言う彼女は小気味いいが、それならなぜ男に簡単に騙されたという感じにもなってくる。
男たちに意趣返しができない今、刑務所の中でするという流れもあったろうが、そうではなく、管理部長や看守は女性として主人公と気持ちが通いあうところもあるのだという描き方は面白い。
主人公に好意を持つ「ちんたら」--同性愛のこと--の女を演ずる原知佐子が出色。彼女がいなくなったのと替わって入所してくる若水ヤエ子の「スイムスイム」踊りも見どころ。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。