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(V)『淫乱看護師』(2008年 城秀夫) [ヴィデオ]

看護師が入院患者のされるがままになっている。何のことだろうと見ているうちに、昏睡状態になっている彼氏の治療費を稼ぐためとわかってくる。それに併せて、彼が元気だったころの思い出が描かれる。
少し狂気じみたところもある彼女の献身的な看病は、最後は実を結ぶのが当然だろうと見ていたら、吃驚な展開。昏睡状態になっていたのは、彼女のほうだった。。さすれば、それまでの描写は眠っている彼女の脳内で見たものということか。。
いかにも城(定)監督らしいひねりで、♪こがねむしは金持ちだ♪の歌や、エルガーの「愛の挨拶」のオルゴールも城監督の得意技と見たが、脚本は小松公典との共同となっていた。彼女が目覚めるのかどうかわからないまま終わり、その先を見る者の想像に委ねている。
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