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(V)『友を送る歌』(1966年 西河克己) [ヴィデオ]

船員になるため、一足先に北海道を出た友人を訪ねて、主人公が横浜へやってくる。なかなか会えなかった友だちにやっと会えたが、どうもしっくりこない。実は、大きな船に乗るため、ヤクザの手先となって密輸に加担していたのだった。ギャングものに若い二人では、迫力がでないということで、二谷英明が登場して締める。
一方ヒロインは、以前友人のことを好きだったらしく、そこへやってきた主人公にも惹かれ、本人もどうしていいかわからない。横浜が舞台だったのに、自分を捨てた母に会いに、男二人とつくばへ行くという唐突な展開。この母娘の再開は余計だった。
若い二人が、乱闘で怪我もせず無事だったのはよかった。
あとから来た主人公が先に船員となって船に乗ってしまう。舟木、和泉映画は、結ばれないで終わるのが定石か。
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