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(V)『君は恋人』(1967年 齋藤武市) [ヴィデオ]

大けがをした浜田光夫の復帰を祝う作ということで、日活スタアが揃って一場面ずつ顔を出す。それだけではなく、ぜいたくな歌謡映画になっていて、浜田の歌はもちろんだが、荒木一郎--「愛しのマックス」を歌う!--、克美しげる、ジャニーズ--踊りも披露--が流しとして登場する他、黛ジュン、ザ・スパイダース、そして最後には坂本九まで登場して、浜田と一緒に歌を歌う。
復帰作の話として、ヤクザにあこがれる青年はふさわしくないと見ていたら、映画中映画の構造になっていて、渡哲也扮する脚本家が書いたものを撮影しているのだった。その話は、結局ヤクザになるのをやめて歌手を目指すのだが、最後の方は現実と映画が渾然としてごまかされてしまったような。。
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